ピープル「小学生編」

子どもはロマンチストで夢を信じて生きている。その純粋さは、時に大人よりも大人に見えることすらある。 舞台は小学生たちの何気ないケンカから始まる。その会話には「人間の性(さが)」まで出てくるありさま。大人には大げさにも、かわいくも思えるが、彼らは真剣そのものだ。そんな中、未知の生物にケンカ=アラソイ=センソウの違いを問われる。 彼らは、戦争はいけないことと知りつつも、今していた互いの主張(正義)から起こったケンカとの違いがわからない…。それは子どもだからなのか?大人になればわかるのか?教わるものなのか?誰かか教えてくれるものなのか?気づくものなのか?いつ気づくのか?… 純粋な子どもたちでさえわからないのだ。大人には知る良しもないのかもしれない。ここで正しい答えを求めているわけではない。ただ、今もう一度よく考えてみる必要があるように思える。そのきっかけとしてこの作品が心に残れば幸いです。

(2005.09 作成)